窓ガラスフィルム 施工方法について
- 窓ガラスフィルムは大変薄く、キズや折れが発生しやすいので慎重にお取り扱いください。特に裏面の保護フィルムをはがす際はご注意ください。
- ガラス面とサッシ枠をきれいに清掃して、貼り付け時にチリやホコリが入らないようにご準備ください。
- 施工液の散布に霧吹きを使用しますので、窓周りの養生をおすすめします。
- お部屋やガラス面が冷えていると貼りづらい可能性がありますので、その場合はお部屋を暖めるようにしてください。

付属品
スキージー(ヘラ) | 水切り、フィルム貼り付け時の水抜き圧着に使用します。 |
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スプレーノズル | 500mlのペットボトルに取り付けて使用します。 |
施工液(2本) | 水500mlに対して1本を混合し使用します。 |
- 空のペットボトル(500ml)…付属のスプレーノズルに合わせて取り付け使用します。
- カッター…フィルムをカットする際に使用します。
- 定規・メジャー…窓やフィルムのサイズを測る際に使用します。
- 新聞紙・マスキングテープ…窓回りの養生が必要な場合、ご用意ください。
- セロテープ…保護シートの剥離の際に便利です。
- ペーパータオル…床や手の余分な水分をふき取る際にご使用いただくと便利です。
- ゴムヘラ…スキージーの代わりや、窓の清掃に便利です。
- ガラス用水切りワイパー…窓の清掃にご使用いただくと便利です。

周辺の準備・水溶液の作成・ガラス面の清掃
周辺を養生し、エアコンや扇風機などの風が直接当たらないようにします(チリや埃の混入を防止)。500mlのペットボトルに付属のスプレーノズルを装着し、水と付属のミニボトル(中性洗剤)を一本入れて水溶液を作成します。水溶液をガラスにスプレーして清掃し(※市販のガラス用水切りワイパーを使用すると便利です)、ペーパータオルで拭き取ります。

ガラス面の縦横の採寸
ガラス面の縦・横のサイズを測ります。サッシ内側のゴムパッキンの内側から測りましょう。

窓ガラスフィルムのカット
測ったガラス面のサイズに切り代2~3㎝を足してカットします。(切り代とは貼り付け後にカットする部分です)※カッターの刃を折ってよく切れる状態にしておきましょう。刃物の取り扱いには十分にご注意ください。

水溶液をガラス面にスプレー
清掃後、水溶液をガラス面にスプレーしてください。水溶液が垂れるくらいたっぷりスプレーするのがコツです。

窓ガラスフィルムの保護フィルムを剥がす
裏面の保護フィルムを剥がしながら、粘着面にも水溶液をたっぷりとスプレーしてください。接着面同士の貼り付きや、折れ・シワに注意(※剥がしにくい場合は、セロハンテープを使用すると便利です)。

ガラス面に貼り付け
ガラス面の2㎜くらい内側に窓ガラスフィルムを貼り付けます。この時にガラス面にもう一度スプレーします(貼り付け位置の微調整がしやすくなります)。

ガラス面と窓ガラスフィルムを圧着
位置が固定できたら、さらに窓ガラスフィルムの表面にもスプレーし(滑りがよくなり圧着の際のキズを防ぐことができます)、スキージーで空気(水分)を抜いていき、ガラス面とフィルムを圧着させます(※スキージーにペーパータオルを巻くことをおすすめします)。この時、スキージーの方向(矢印)に注意してください。

切り代をカットする
圧着できたら切り代にヘラ(スキージーで代用してもOK)を当て、2㎜ほど隙間を作りカッターでカットしていきます。この時、フィルム表面やガラス自体を傷つけないように注意してください。

最後にもう一度圧着する
最後にもう一度、スキージーで空気(水分)を押し出して圧着させます。
施工後の注意
【注意点】
- 貼り付け後1週間程度は清掃を控えてください。とくに端部には触れないようにしてください。
- 水泡ができた場合は、指で押したり、こすったりしないでください。
- 硬いものや鋭利なものが接触するとキズがつくのでご注意ください。
【施工後のくもり】
貼り付けに使用した水分がガラスとフィルムの間に残り、表面がくもって見える場合があります。
これは水分の蒸発とともに軽減しますが、低温時や日陰面ではある程度の要日数を要することがあります。
お手入れと廃棄について
【お手入れ】
- フィルムの表面は柔らかい布やスポンジで水拭きしてください。フィルムをキズつけることなく、長くお使いいただけます。
(ブラシや研磨剤の入ったスポンジなどのご使用や、から拭きは細かいキズがつくおそれがありますのでお避けください。) - 洗剤を使ってお手入れされる場合は、ガラスではなくプラスチック製品ですので、必ず中性洗剤をお使いください。
【廃棄】
- 少量の残材を家庭ごみとして処理する場合は、市町村条例に基づき処分してください。
はがし方について
初めに、水500ccあたり中性洗剤を5滴ほど加えた剥離液をご用意ください。
その剥離液をフィルム全体に十分に噴霧し、温水で濡らした新聞紙を覆い水分を浸透させます。状況に応じて剥離液を足しながら30分から2時間程度みてください。
その後、フィルムをカッターで数cmの幅の短尺状にカットし、はがしてください。その際、ガラス面やシーリング材などをキズつけないようご注意ください。
ガラス面にフィルムの粘着剤が残った場合には、剥離液を噴霧し、しばらく時間をおきガラススクレイパーを使って除去してください。
リバース施工について
窓ガラスの横幅に対して継ぎ目が発生する場合に行う方法で、隣り合うフィルムの天地を逆に配置して貼り付けを行います。
製品の性質上、フィルムの両端の色味に差が出ることがあり、継ぎ目を目立たなくするための貼り付け方法です。
(※リバース施工推奨品:ピルビ、ルミッキ、スチーム、ディフューズ、ホワイトパール)
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